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脱藩の道 > 詳細-016
亀の甲
龍馬と惣之丞は宿間から長浜まで舟の旅
ここで道案内人の俊平は梼原へ引き返す
坂本龍馬と沢村惣之丞はここから舟に乗った。これから先、長浜までは舟の旅である。そして道案内人の那須俊平は、土佐へと引き返している。これはあらかじめ予定されていたことであったろう。この先は、夕方、舟が着いたころが目的地の長浜。道案内人は不要なのだ。
亀の甲
岸の土手から見送る俊平、舟の中から手を振る龍馬と惣之丞、それぞれに感慨があったろう。俊平は、舟の上の二人の青年の運命を予感し、不憫に思ったことであろう。龍馬と惣之丞は、六十に近く、髪も薄くなった俊平の姿に哀れを感じたに違いない。俊平自身、龍馬・惣之丞に先立って死んでいる。

俊平は宿間村で龍馬と惣之丞を見送ったあと、来たばかりの道を梼原へ引き返す。

宿間村(内子町五十崎)の亀ノ甲は、かつて小田川から肱川を通って、大洲、長浜へ至る舟運の中継地として栄えた。旅客ばかりでなく、紙、その原料、繭、炭、木材などの集散地としてにぎわい、舟着場には、航行の安全を祈る「でんでん」と称される小祠が、今も残っている。

村上恒夫著「歩いてみよう坂本龍馬脱藩の道」より
▼亀の甲

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