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脱藩の道 > 詳細-014
泉ヶ峠
脱藩後、伊予路での第一夜を、宿場「泉ヶ峠」で過ごした
文久2年(1862年)3月26日、国境の韮ヶ峠を越えた坂本龍馬、沢村惣之丞、那須俊平の3人は、その夜泉ヶ峠に着き、脱藩後、伊予路での第一夜を過ごした。現在、この峠には、4・50年生の杉が生茂るのみで昔の宿場の面影はない。わずかに小さな石の祠、石垣、そして、井戸の跡が残り、往時をしのばせている。もっとも、龍馬脱藩の道が明らかになった後、龍馬ファンで、この山の所有者が山小屋風の別荘を建て、更に「坂本龍馬宿泊の地」の石碑が建てられている。
泉ヶ峠
この泉ヶ峠は、土佐と伊予を結ぶ宿場として栄えた。大正時代まで、そのまん中あたりに「よろず屋」という雑貨店があり、その二階が旅館となっていた。地方の祭礼の紋日には、数百人の人でにぎわい、平日でも材木、三ッ椏、繭などを運ぶ牛馬が40頭余り、魚、肉、酒などの日用品を売る商人など、4・50人の往来があったという。

村上恒夫著「歩いてみよう坂本龍馬脱藩の道」より

現在、泉ヶ峠は、毎年9月に開催される「わらじで歩こう坂本龍馬脱藩の道」のゴールである。
▼泉ヶ峠

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