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脱藩の道 > 詳細-004 |
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■那須俊平・信吾邸跡 |
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梼原に着いた坂本龍馬と沢村惣之丞は、
「那須俊平・信吾の家」に宿泊した |
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3月25日、梼原村に着いた坂本龍馬と沢村惣之丞は、太郎川の那須俊平・信吾父子の家に一泊した。明日は、いよいよ国境を越え、その脱藩前夜はどんなものであったろうか。 |
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那須俊平・信吾父子住居跡 |
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伝説がある。当時那須家に立道久代という18歳の女中がいた。その口伝に、「ある日、坂本龍馬という侍が、もう一人の若い侍と来て泊り、夜通し酒の酌をさせられ、恥ずかしくて困った。そして、龍馬は歌をうたった。」という。
龍馬も、江戸は千葉道場で修行し、天下に名を知られた剣豪、酒を飲みながら、話は尽きることがなかったであろう。若い娘、久代にしてみれば、たくましい青年武士に胸のときめくものがあったのかもしれない。
そして、龍馬がうたった歌とは、もしかすると「よさこい節」ではなかったか。
村上恒夫著「歩いてみよう坂本龍馬脱藩の道」より |
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▼那須俊平・信吾邸跡 |
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